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多文化共生イベント「ネパール料理をつくって食べよう!」を開催しました

南海電鉄では「外国人との共生」を事業戦略の1つに掲げており、ハード・ソフト両面から日本人にも外国人にも暮らしやすいサステナブルなまちづくりの取り組みを進めています。
地元の日本人と外国人との接点を作り、互いを理解することで、共に住みやすい沿線にするため、多文化共生イベントを毎月開催しております。
 11月は、「ネパール料理をつくって食べよう!」と題して、ネパールのぎょうざ「モモ」作り体験を行いました。
 
開催場所はLOVE NEPAL 金剛店。オーナーであり、南海沿線のキーパーソンでもあるラビンさんと、多文化共生社会の実現に向けて取り組んでいる大阪大谷大学今宮ゼミが主体となって開催されました。
ラビンさんがモモとアチャールの作り方を説明してくれます!
 
では、イベントの様子を見ていきましょう!
 
まず、ラビンさんが、モモの作り方を皆さんにレクチャーします!

モモの皮から作ってきます!中力粉に水を混ぜながら、耳たぶ程度の硬さになるまでこねます。
こね終わったら、生地を寝かせます。寝かせている間に、モモのタネを作ります。
ネパールでは、モモは普段あまり食べず、家族みんなが集まった時につくる特別な料理だそうです。
地域によってモモのタネのお肉も変わるらしく、ラビンさん曰く水牛が一番おいしいそうです。
タネも日本の餃子作りには登場しないクミンパウダーやターメリック、モモマサラ等を入れるので、皆さん興味深そうに見ていました。

続いて、アチャールを作ります。
アチャールは、ネパールでは定番の付け合わせです。

アチャールは材料を炒める順番が大事だそうで、皆さん、熱心に入れる順番をメモされていました。
基本的には固いものから炒めて、スパイス系は焦げるのを防ぐために最後に入れるそうです。

アチャールを作っている間に、寝かせていた生地を適当なサイズにカットしたものをラビンさんが用意してくれました。次はその生地を、棒で薄く丸く伸ばしていく作業に移ります。

きれいに均一に薄く丸く伸ばすことが、なかなか難しく、参加者の皆さんも「難しい!」「きれいにできた!」と楽しそうにされていました。
 
生地を伸ばすのもなかなか難しかったのですが、さらに難しかったのが、モモを包む作業です。

日本の餃子とは異なり、モモは、小籠包のように真ん中にひだを寄せながら包みます。
ラビンさんがレクチャーしますが、参加者の皆さんは、「どうなってるの!?難しい」「もう一回お手本が見たい」と、最初は大苦戦。
しかし、ラビンさんをはじめとするLOVE NEPAL金剛店の店員の皆さんが、丁寧に包み方を参加者のみなさんに教えると、次第にコツを掴み、きれいに包めるようになっていきました。

きれいに包めると、参加者同士で、「めっちゃきれいに包めていますね!」と会話も盛り上がっていました。

最後は、作ったモモを蒸し、アチャールと一緒に提供されました。

参加者の皆さんも自分たちで包んだモモをおいしそうに食べていました。

ネパールの食文化を日本でも開催し体験できた今回のイベント。
参加者のアンケートからは
「みんなでワイワイ言いながら作るのが楽しかったですし、美味しかったです。」
「最初、モモを包むのが大変でしたが、コツを教えてもらって上手く包める様になり楽しかったです。」
といった声が聞かれました。
 
今回も大盛況だったLOVE NEPAL金剛のイベント。次回は12月16日(火)!珍野菜を使ったネパールのごはんのお供作りを学ぶ「珍野菜料理教室」を行います!
また今後も定期的にイベントを開催予定ですので、ぜひお店のInstagramをチェックしてみてください!
https://www.instagram.com/love_nepal_25/