プロジェクト事例紹介
なんばエリアでのまちづくり

食やショッピング、エンターテイメントをはじめ、歴史、文化、芸術、芸能などにおいて様々な魅力を有しており、伝統と先進が融合した大阪らしいまち、“なんば”。 関西国際空港と直結し、世界から関西のおもてなし玄関口として多くの方を惹きつけています。 当社は“なんば”のまちを最大の事業拠点に据え、時代の最先端を追求するまちづくりを行い、まちとともに成長してきました。 現在、より広いエリアの活性化を目指す「グレーターなんば構想 」を推進し、より訪れたくなるまちづくりをハード・ソフト両施策で進め、「来街人数」「滞在時間」「来街頻度」を高めることでなんばエリアの熱量を持続的に保ち、今後の国内人口の減少、VUCA時代のニーズに機敏に応え、次代の魅力を創造します。
プロジェクトに込めた想い
なんばは活力みなぎる大阪随一の“エンタメのまち”であり、都市緑地や繁華街、ポップカルチャーから伝統文化まである“街区の多様性”、観光客やレジャー客・通勤客・暮らす人など多様な人々が集う“人の多様性”と、3つの強みがあります。
より訪れたくなるまちづくりをハード・ソフト両施策で進め、来訪者に “心を満たす体験”を提供します。
これまでの取り組み
なんば広場(仮称)の整備
地域の一員として、なんばの「顔」である駅前を、国内外の来街者が滞在できる人中心の空間へと再編しています。2008年より、エリアの町会・商店街・企業等の地元発意で検討をスタートし、2023年11月に広場部分が先行オープン、2025年3月なんさん通り(南北)の工事が完成し、空間再編推進事業が完了しました。
この取り組みは、大阪市や商店街、企業等25団体が参加する「なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会」(以下、協議会)ととも行う官民共同プロジェクトです。
現在は、当社が構成員を務める「なんば広場マネジメント法人設立準備委員会」が協議会より受託をうけ、なんば広場の運営管理を行っています。
整備前と比較して、来街者数、滞在時間ともに増加するなど、徐々に効果も現れています。
また、これまで社会実験中の仮称であった「なんば広場」を、通称として運営・管理を行っております。2025年9月1日以降、準備委員会は「なんば広場」およびなんさん通りの歩行者空間(歩行者利便増進道路(通称: ほこみち))の占用者として、民間イベントの誘致などを積極的に行い、なんば駅周辺を訪れるお客さまにとって、ますます居心地の良い、回遊しやすい空間へと整備していきます。
引き続き、待ち合わせや休憩など日常的な憩いの空間・イベントの開催などを行う非日常の特別な空間、双方の取り組みから都市格を高め、上質な居心地の良い空間・歩いて楽しいなんばのまちの回遊拠点になることを目指します。
※なんば広場の最新情報は、公式サイトをご覧ください。
https://www.namba-hiroba.jp/about/

共にまちを創る、“担い手”の支援
”エンタメのまち”を継続し新たな発展に向けた取り組みを共創で行うべく、“担う人”の発掘と活動支援を行っています。
その一例として、なんばパークス1Fの「Base(108)」を拠点に、当社管理施設内のオープンスペースを学生やクリエイター、パフォーマー等が独自のアイデアと企画で試行活用しながら、新しい形のエンターテインメントとして街なかで展開し、街全体をスデージに変えていくことを目指しています。

難波中二丁目開発計画エリアに新街区「なんばパークス サウス」を開業
なんばパークスの南側に広がる約9,000㎡の敷地を複数の企業と共同事業で開発を進め、「なんばパークスサウス」が2023年7月にグランドオープンしました。
日本初進出となるタイの高級ホテル「センタラグランドホテル大阪」、なんばエリアに新しいオフィス空間を提供する「パークス サウス スクエア」などの3施設で構成される新街区は、「宿泊・滞在・働く場」の機能を補完、拡充しました。
なんばエリアの観光やビジネスなどの拠点としてまちびらきから約3年、好調の滑り出しで、南方向へのエリア拡大、当社の掲げる「グレーターなんば構想」を体現する施設となっています。
※なんばパークスサウスの最新情報は、公式サイトをご覧ください。
https://nambaparkssouth.com/

新今宮駅周辺のにぎわい創出
グレーターなんば構想では、新今宮エリアをダイバーシティ共創エリアとして位置づけています。新今宮駅1F通路のリニューアルでの利便性向上や鉄道高架下での取り組み等を通じて、新たな魅力づくり・来街機会の創出を行ってきました。
2022年4月、高架下にオープンした駅前施設「さんかくち」では、近隣住民の方々やインバウンド旅客をはじめとする来街者の方々にお立ち寄りいただける施設として、おもてなし・賑わいづくりの拠点として運営をしています。
また、通天閣観光株式会社を2024年12月に南海グループに招き、グループ化1周年を迎えた2025年12月4日(木)には、新今宮駅に副駅名「#まいど通天閣(読み:ハッシュタグまいどつうてんかく)」を導入しました。この副駅名には、新今宮駅が南海電鉄の通天閣最寄り駅であることを広く案内するとともに、SNSで「#まいど通天閣」をつけて新今宮・新世界エリアの良さを投稿・拡散してほしいという想いを込めました。#(ハッシュタグ)を副駅名に採用するのは日本初です。さらに、大阪らしい温かい挨拶「まいど」で親しみを演出しています。
副駅名の導入に合わせ、駅名標等に「#まいど通天閣」を表示し、通天閣をモチーフにしたデザインに順次更新していきます。南海電鉄の通天閣最寄り駅として、駅構内を装飾し、通天閣へ向かうお客さまのワクワク感を醸成するほか、ホームから、通天閣へ続く出入口通路、通天閣までの動線上にはキャラクター「ビリケンだるま」による案内イラストを掲出し、通天閣を目的地とするお客さまが迷わず向かえるよう視覚的に案内します。
まちの将来像『新たな大阪の玄関口となる「訪れてよし・住んでよし」のまち』の実現に向けて、大阪市が策定した「新今宮駅北側まちづくりビジョン」にも地域や同業他社などとも連携しながら推進しています。
当社では引き続き、「なんばから新今宮・新世界」の南北ラインを基軸に、新今宮を「第二の玄関口」として位置づけ、賑わいの回遊空間を創出していきます。

今後に向けて
南海グループの本拠地であるなんばエリアでは、「グレーターなんば構想」に沿った、ステークホルダーとの共創によるまちづくりを進めてまいります。