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\AKICHIDE PARKがオープン/ オープニングイベントを実施しました!

2024年3月17日(土)に大阪府河内長野市の長野商店街内の空き地がAKICHIDE PARKという私設公園に生まれ変わりました!
今回は、AKICHIDE PARK開園経緯やオープニングイベントの様子をご紹介します。

【目次】
1.AKICHIDE PARKとは
2.AKICHIDE PARK開園経緯
3.AKICHIDE PARKオープニングイベント(3月17日開催)
4.AKICHIDE FORUM(3月23日開催)
5.さいごに

長野商店街にある空き地を活用した私設公園です。
普通の公園でできるたいていのあそびはもちろん、普通の公園ではできないカフェやイベントや商いまで、なんでもトライできます!
平日は地域の公園として思い思いに集える場となり、週末には地域団体や企業を交えたイベントを催される場にもなる。そんな私設公園だからこそできるアクティビティの数々をみなさんと展開しながら、長野商店街と周辺地域ににぎわいを育んでいきます。

2023年春ごろに大阪府河内長野市・長野商店街を、かつてのにぎわいを取り戻し、市民一人ひとりの暮らしがより豊かになることを目的に、地域・行政・企業で取り組む
「河内長野駅前再生会議※」を発足しました。
南海電鉄も2023年夏ごろから、リノベーションまちづくりの取り組みの一環として「駅前の賑わいを共創する」という目的のもとに、本会議に参加しています。
これまで、本会議では、長野商店街内にあった空き地で、夏にはかき氷を食べてみたり、秋には本に関連するイベントを開催してみたりと実証実験的に活用を行ってきました。

※河内長野駅前再生会議参加企業
株式会社吉デ、河内長野市、エイチ・ツー・オー リテイリンググループ、南海電気鉄道株式会社、株式会社乃村工藝社、日本出版販売株式会社

そんな空き地が、3月17日に、生まれ育ったまちをみんなで元気にしたいという思いのもと、株式会社吉デを中心に私設公園「AKICHIDE PARK」として生まれ変わりました。

AKICHIDE PARK開園日には、お子さま向けにオープニングイベントを実施しました。
会場には、お子さまが楽しめる
・シャボン玉で遊ぼう!
・石をまるごと塗る!
・射的で遊ぼう!
といった公園で大きなシャボン玉を作ったり、公園に落ちている石に思いのままにペイントできるワークショップが用意されました。
当日は、開園時間にはお子さま連れの方が次々と訪れ、すぐに公園内がいっぱいになり、お子さまは楽しそうに遊び、
お父さん・お母さんはベンチでその様子をニコニコしながら見守る姿が見られました。

また、フードトラックも出店しており、カレーやレモンスカッシュも販売されており、ベンチでおいしそうに食べる親子の姿もありました!

途中からはあいにくの雨でしたが、多くの方が足を運んでくださり、大盛況でした!

オープニングイベント第2弾は、大人向けに講演会形式のイベント「AKICHIDE FORUM」を開催しました。
AKICHIDE FORUMでは、
・AKICHIDE PARKとは?
・南海沿線のまちづくり事例紹介(和歌山市、河内長野市)
についての講演と
・交流会(登壇者、参加者、関係者がAKICHIDE PARKの未来について語り合う交流会)
を実施しました。
 
前半の「AKICHIDE PARKとは?」には、河内長野駅前再生会議で中心となっている株式会社吉デの吉年さんと企画・空間デザイン監修を担当している乃村工藝社の阿部さんに登壇いただきました。
AKICHIDE PARKができるまでの経緯や、想いを語っていただきました!
そして、AKICHIDE PARKで何をしたいのかを考えてもらうターンを設け、最後に参加者のみなさんに発表してもらいました。
 
参加者から出た意見を一部ご紹介します!
・AKICHIDE ナイトピクニック
・AKICHIDE 朝ごはん
・AKICHIDE 相撲
・AKICHIDE ラジオ体操
・AKICHIDE サウナ
どのアイデアもできたら楽しいだろうなと思うようなアイデアばかりで、今後のAKICHIDE PARKの活用イメージが広がりました。

後半は「南海沿線のまちづくり事例の紹介」を行いました。登壇者に、
・和歌山市 市役所職員 中村さん
・和歌山市 株式会社sasquatch 小川さん
・泉佐野市 ヒトツナギ 渡辺さん
をお招きし、和歌山市と泉佐野市のまちづくり事例をご紹介いただきました。
 
和歌山市のまちづくり事例の紹介では、
行政の取り組み内容として、和歌山市職員の中村さんから、
・わかやま共創実践プログラム「チャッカソン」
 公共空間や民間企業所有物件を活用した官民連携まちづくりを進めるため、「講義+チーム作り+事業計画立案」からなるスクールを開催。
・まちを巡ってイベントをハシゴする1カ月!「In The Loop」
 和歌山市内の各エリアのイベントを繋ぎ、まちなかの回遊性の向上を目指したイベント。まちなかの各所で様々なモビリティを走らせ、未来のまちなかの風景を創出。
について官民連携のまちづくりを行うための行政の取り組み方や大切なことについてお話いただきました。

続いて、和歌山市の民間の取り組み紹介として、株式会社sasquatchの小川さんより、和歌山市内にある商店街「北ぶらくり丁」での活動をご紹介いただきました。
関係者や地元の人との関わり方をはじめ、いかに戦略的にまちづくりを仕掛けていくかについてこれまでのイベント事例をもとに、
・計画方法・共有方法
・ブランディング
・マーケティング
・実行方法
の4つの観点からお話しいただきました。

最後に、泉佐野市の取り組みをヒトツナギの渡辺さんからご紹介いただきました。
渡辺さんからは、
・横のつながりをつくる「まちゼミ」
 お店の人が講師になり、プロならではのコツや専門知識を無料で教えてくれる少人数制の体験講座
 泉佐野の店主やまちの魅力を知ってもらう三方よしのファンづくり事業
・エリアを動かす定期マーケット
 エリア内コミュニティづくりの起点となる定期マーケット「まちば日和」
・ファンをつくるクラウドファンディング
 資金調達の手段だけではなく、想いとストーリーを発信する機会になり、ファンづくりのためのコミュニケーションでもある
の大きく3つの観点からお話いただきました。

他エリアのまちづくり事例が河内長野の取り組みのヒントになり、賑わいの創出につながればと思います。

リノベーションまちづくりPJでは、「駅近の賑わいを共創する」ことを目的に取り組んでいます。
これからも、今回オープンしたAKICHIDE PARKをアンカーに、長野商店街をはじめとする駅近の賑わいを自治体や地元の方々とともに、まちづくりに取り組んでいきたいと思います。

【関係リンク先】
AKICHIDE PARK:https://www.instagram.com/akichide_park?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
チャッカソン:https://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/040/423/20210929-1.pdf
In The Loop:https://www.city.wakayama.wakayama.jp/kankou/event/1003232/1052746.html
株式会社sasquatch:https://ssqtch.jp/
ヒトツナギ:https://commune-rinku.com/hitotsunagi-cloudfunding/