南海電鉄 沿線価値向上プロジェクト

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「リノベーションスクール@加太線」のその後①

2022年11月18日~20日の3日間で開催された「リノベーションスクール@加太線」の”その後”をお届けします。

空き家や空き地、地域に根付いた文化、そこでくらす人々―。「リノベーションまちづくり」とはこれらの見落とされがちな地域資源を活用してエリアの課題を解決することです。「リノベーションまちづくりプロジェクト」は、その考え方やノウハウを南海沿線に広め、より魅力的なエリアにしていくためのプロジェクトです。

リノベーションまちづくりの先進自治体である和歌山市とともに、紀ノ川駅から加太駅を結ぶ加太線の沿線でリノベーションまちづくりに取り組んでいます。
当社では2014年度より加太線の観光路線化に取り組んでおり、観光列車である「めでたいでんしゃ」を筆頭に少しずつ注目を集めています。そんな加太線沿線に足りないものは何なのか?それは「加太線沿線に行ってみたい!」と思うきっかけとなるまちなかのコンテンツだと、私たちは考えました。オシャレなカフェやゲストハウスといった素敵なコンテンツが次々誕生し、加太線沿線がより魅力的なエリアとなり、多くの方が加太線沿線へ足を運ぶようになること。それが私たちの目標です。
具体的には、2020年2月に加太線沿線では初めてとなる「リノベーションスクール@加太」を開催し、コロナでの延期を経て2022年11月に「リノベーションスクール@加太線」を開催しました。
 
※リノベーションスクールとは
リノベーションを通じた都市再生手法を学びながら、実在する遊休不動産のリノベーション事業計画を作成する短期集中合宿型のワークショップ

2022年11月18日~20日の3日間で開催された「リノベーションスクール@加太線」
受講生の皆様に、実際に加太と中松江にある3つの遊休不動産の活用法を考え、事業計画を立ててもらいました。

■1日目
物件の見学、街歩きを行い、物件の歴史や街の雰囲気を感じました。
実際に自分たちの目で見て、感じたことを踏まえて事業計画の作成に取り組みました。

■2日目
遊休不動産の活用やリノベーションに詳しい講師の方々から講義を受け、事業計画の作成に反映します。
また、ショートプレゼン(中間発表)を行い、講師の方々からアドバイスを受け、3日目の最終プレゼンに向けてチームでの話し合 いを加速させていきました。

■3日目
チームで考えた事業計画を遊休不動産のオーナーに向けて発表します。

スクール3日間で考えた事業計画をもとに、受講生たちが実際に対象物件を恒常的に活用していくための第一歩として、9月16日(土)に加太駅で開催する「めでたい祭」にて、加太駅前の対象物件「姫路屋」を活用したワークショップの実施及び、中松江の対象物件付近でのイベントの実施を行うことが決まりました。

■姫路屋
姫路屋はかつて加太駅前にあり、小鯛雀寿司をはじめとする飲食物や土産物を販売していた店舗です。
9月16日(土)の「めでたい祭」では、スクール受講生が子育て世代の方に楽しんでいただけるようなワークショップを企画しています。
『遊びながら学ぶ。親子がコミュニケーションを取れる縁日。昔懐かしい街並みを再現。』というコンセプトのもと、「めでたい加太縁日in姫路屋」を開催し、3つのワークショップを行います。

【ワークショップ】
①めでたい風船釣り
 さかな型の風船をみんなで釣ろう!

②スライムづくり
 スライムづくりを通して遊びながら科学についえ学んでみよう!

③VR体験
 加太の鯛の一本釣りが出来るVR体験!

■中松江
同日に中松江の秋葉神社周辺で開催される「マツエギンザ」では、松江の既存店舗や空間資源を活用した飲食や物販の出店、ワークショップ、謎解きラリーイベントを実施します。

イベントに向けた準備の様子やイベント当日の様子は次回の投稿をお待ちください!👀